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2010年11月11日 12:00


フランス文化


吉村葉子著 「お金がなくても平気なフランス人 

お金があっても不安な日本人
」 よりご紹介





両親がパリ市内や通学可能な郊外でも

大学生の殆どが自宅を出て一人で暮している。

成人したら家を出る。これが今でもフランスの常識だ。





学生といえども自立している彼らカップルのことを

フランス社会は立派な大人とみなす。

そして男女一対のカップルが

フランス社会の最小単位になるのである。





カップルで住み始めても 別々に奨学金をもらい

慎ましやかな学生生活を送るというのが

フランスカップルのパターンである。

したくてもアルバイト自体が殆どないし

あったとしてもベビーシッターくらいだろうか。





知人の学生カップルに私たち夫婦は招待された。

屋根裏部屋から1K に引っ越したのを機に

世話になっている私を新居に招き

心からのもてなしをしたかったのだろう。





フランス人にとり 人を自宅に招くこと自体が

一人前の大人として認知されるための

第一歩なのである。

そうすることがカップル社会であるフランスの

理に適ったエチケットでもあるからだ。


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フランスは18歳で成人にて選挙権

学生も自立により社会が大人として認識

親離れ子離れができないといわれている我が国





親と子どもの世界の線引きは厳格な程徹底

夫婦やカップルが主体のフランス社会

夫婦より子ども中心の日本社会





晩婚化や少子高齢化など社会問題

社会構造や生活文化など価値観の重要性

政治 経済 教育は思想哲学など人間精神に帰着






*rotta さんのblogより・・大変ご無沙汰しています ^-^

バラ園のリージェンツパークを散歩している老夫婦の
素敵なショット・・幸せ感が伝わり大好きです!


"結婚をしないで なんて私は馬鹿だったんでしょう。

これまで見たものの中で最も美しかったものは

腕を組んで歩く老夫婦の姿でした。"

グレタ・ガルボ  
( スウェーデンの女優 )




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