Book
フランス文化
吉村葉子著 「お金がなくても平気なフランス人
お金があっても不安な日本人」 よりご紹介
両親がパリ市内や通学可能な郊外でも
大学生の殆どが自宅を出て一人で暮している。
成人したら家を出る。これが今でもフランスの常識だ。
学生といえども自立している彼らカップルのことを
フランス社会は立派な大人とみなす。
そして男女一対のカップルが
フランス社会の最小単位になるのである。
カップルで住み始めても 別々に奨学金をもらい
慎ましやかな学生生活を送るというのが
フランスカップルのパターンである。
したくてもアルバイト自体が殆どないし
あったとしてもベビーシッターくらいだろうか。
知人の学生カップルに私たち夫婦は招待された。
屋根裏部屋から1K に引っ越したのを機に
世話になっている私を新居に招き
心からのもてなしをしたかったのだろう。
フランス人にとり 人を自宅に招くこと自体が
一人前の大人として認知されるための
第一歩なのである。
そうすることがカップル社会であるフランスの
理に適ったエチケットでもあるからだ。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
フランスは18歳で成人にて選挙権
学生も自立により社会が大人として認識
親離れ子離れができないといわれている我が国
親と子どもの世界の線引きは厳格な程徹底
夫婦やカップルが主体のフランス社会
夫婦より子ども中心の日本社会
晩婚化や少子高齢化など社会問題
社会構造や生活文化など価値観の重要性
政治 経済 教育は思想哲学など人間精神に帰着
*rotta さんのblogより・・大変ご無沙汰しています ^-^
バラ園のリージェンツパークを散歩している老夫婦の
素敵なショット・・幸せ感が伝わり大好きです!
"結婚をしないで なんて私は馬鹿だったんでしょう。
これまで見たものの中で最も美しかったものは
腕を組んで歩く老夫婦の姿でした。"
グレタ・ガルボ
( スウェーデンの女優 )
関連記事