ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展
第13回 「ベネチア・ビエンナーレ国際建築展」 が8月29日に開幕
世界から69のプロジェクトが集う世界最大規模の建築展で
今年のテーマは “未来の世代が継承できる建築”
建築家個人の論理や主張が前面に出たり
評論家を驚かせる「独自性」を追求する建築ではないとのこと。
大災害時における建築の役割を 東日本大震災の被災地から問う内容で
国別参加部門において 最高賞の金獅子賞を射止めた日本館
テーマは 「ここに 建築は 可能か」
震災後 「建築をゼロから見直そう」 と考えた建築家の伊東豊雄さんが
コミッショナー(展示責任者)として企画し
乾久美子さん 藤本壮介さん 平田晃久さんの建築家と
写真家の畠山直哉さんが参加し 陸前高田市に集会所を設計
展示はその着工までの過程を映像も交えドキュメンタリー風に見せたそうです。
テーマである “未来の世代が継承できる建築” は
建築に限らず すべてに通じる大切な要素であると思います。
世界最大規模の建築展は興味深いので 見学をして学べればと思います。
ドイツの詩人・劇作家 フリードリヒ・フォン・シラー
「時の歩みには三とおりある。未来はためらいながら近づき
現在は矢のように飛び去り 過去は永遠に静止している」
案内図
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