Decoration Mirror

Leaf

2013年01月08日 12:00


デコレーションミラー


わが国はデコレーションとしてミラーを飾る文化が少ないといわれますが

パリに20年間住み日仏文化の違いなど 多くの著書がある

吉村葉子 さんの本から一部をご紹介します。

「ラクして得するフランス人 まじめで損する日本人 」 より





“ あなたの近くに大きな鏡を!”

『 日本には鏡が少なすぎる。お洒落なマンションやインテリジェントビルの

エレベーターに乗るたび思うのである。あって当然の高級ホテルの

エレベーターやコンサートホールの壁や通路も鏡がない。

フランスなら当たり前のようにあるはずの場所に日本ではない。





フランスならサロンと呼ばれる居間の壁に決まって特大の鏡がかかっている。

暖炉の上にも必ずといっていいほど大振りの鏡が置かれている。

「われ思うゆえにわれあり」とばかりに自問自答するフランス人は

鏡に映ったわが身を見て熟考するからだ。






私たちは鏡に自分の姿を映して惚れるほど 自意識過剰なナルシストじゃない。

鏡についてこんな声も聞こえるほど両国の文化の違いは歴然としている。

今は江戸時代ではない。生活の中にもっと沢山の鏡が欲しい。』





デコレーションミラーは文化の違いですが  

欧米のインテリアデザインには欠かせないアイテムの一つで

暮らしを楽しむと思われる文化は 取り入れるべきではないかと思います。





リーフサロンには サロン中央に白縁ミラー(W800×H630) を飾り

隅部には黒縁ミラー(W460×H535) を飾ってありますが

素敵なフレームでミラーを飾る文化が少しでも広がることを願います。





フランスの詩人 作家 アンリ・ド・レニエ

「女性が鏡に映して自分を見るのは 自分の姿を見るためでなく

自分がどんな風に他人に見られるかを確かめるためだ。」






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