カラー効果:レッド編

Leaf

2008年04月06日 23:36


華やかで強い存在感を放つカラー、赤。
そこにあるだけで空間のアクセントになるカラーです。

インテリアにおいては、一般的には
ランチョンマットやクッションカバー、アート、
照明器具、また赤い花を活けるなど
あくまでアクセントとして 小さい面積で用いることが
多いカラーと思います。
少しの面積でも十分存在感がありますし、
また存在感が強いからこそ あまり多用しすぎると
うるさいだけでなく、せっかくのカラー効果が活かせず
逆にマイナス効果となってしまうことが心配されます。

他のカラーでもいえることですが、
一口に”赤”といっても
彩度(鮮やかさ)の高い赤、低い赤。
明度(明るさ)の高い赤、低い赤。
いろいろあります。
たとえばカーペットに用いたい場合などは
深みのあるダーク系の赤(ワインレッドなど)を選べば、
空間の足元が引き締まって落ち着きますし、高級感も出ます。

カラーの明るさや鮮やかさなどに気をつけることで、
一見難しいと思われるカラーとも楽しく付き合えますよ。

以下は、一般的に言われている赤の効果です。


=心理的効果=
・活発で前向きな気持ちになる
・何か新しいことにチャレンジするときの手助けとなる
・(あまり多用すると)そわそわしたり、イライラして落ち着かない


=身体的効果=
・交感神経系を刺激し脈拍・呼吸・血圧を上昇させる
・消化液の分泌を促進させ、食欲を増進させる
・体感温度を上昇させる

赤に限らず、暖色系は寒色系と比較し、体感温度が高く感じられることが研究によって証明されています。
季節によってカラーを使い分ければ、省エネも期待できそうですね!



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