Essais

Leaf

2013年07月21日 12:00


エッセー


ユナイテッドアローズ 栗野宏文 さんのエッセーより紹介(抜粋)

ファッションと同様に「家」もあなた自身を映す鏡です。

ステキな人と出会ったらその人の本棚にはどんな書物が並んでいるのか

どんな音楽を聴いているのか つまり その人がどんな日常を

過ごしているのか気になりますよね?


どんなエリアに住み どこのブランド家具が置かれているのかというより

カーテンやテーブルの上の花の種類や花器とのマッチング

カーペットの柄や壁にかけてある額を見ることで

僕にはその家の住人の精神性や知性が伝わってくる気がします。


価値観の転換期の日本で美意識や暮らし方が大きく変化しています。

自分の目で見て自分の感性と価値観で選びとったものを

身の回りに置くことが「あなたらしい」ということです。

「自分らしい部屋」は 生きる楽しさや創造性の源となります。

お気に入りのシャツを選ぶようにチョイスされた花器やテーブルリネンなどの

ある部屋はあなたの姿そのものです。


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栗野さん(1953年生)は同年代で エッセイを読み価値観に共感しました。

「家」は自分自身を映す鏡 そして本棚・カーテン・花器・カーペット・

フレームなどで精神性や知性が伝わるとの価値観です。

住まいの文化が更に向上・成熟する社会環境を願っています。


























イギリスの作家 ジョン・ゴールズワージー

「目は何者であるかを語り 口は何者になるかを語る。」

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