フランスの迷信
「フランスが好きで、リーフのブログを楽しみに見ています」
そんな うれしいメッセージをくださる方がいらっしゃいます。
ありがとうございます。
ここのところ フランス関連の記事がご無沙汰でしたので、
今日は久しぶりにフランスの小話をご紹介します。
先日の「Wine Tasting」でおいしそうなバゲットを目にしたので、バゲットのお話をひとつ。
世界にはそれぞれの国にいろいろな迷信があります。
フランスにも。
(「superstition(スュペルスティシオン)」と言います)
その中に、バゲットにまつわる迷信が。
それは・・・
バゲットをテーブルに置くときは
焼き目を下に置いてはいけない
というもの。
地方によって言い伝えが異なるようですが
「昔、刑務所でパンを裏返しに置く習慣があったため」
「バゲットの焼き目を下に置くと悪魔を呼ぶ」
などといったことが言われているそうです。
単に転がらないように焼き目と反対の平らな面を
下にしているのだと思っていました。
(それも一理あるのでしょうが)
以前フランス人の方々と食事をご一緒した際、ふとした拍子にバゲットが転がってしまったとき
いっせいに「ooo-la-la ウ~ララ(あ~ぁっ)!」の声が上がりました。
そのときは「転がっただけで なんでそんなにあわてるのかしら」と不思議に思いましたが、
こんな理由があったのだとずいぶん後になって知りました。
これからフランスへ旅行される方。
現地でバゲットをいただく際には、どうぞお気をつけくださいね!
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