Mantelpiece

Leaf

2010年04月10日 12:00


マントルピースについて


マントルピース とは 暖炉の焚き口の上部や周辺装飾の総称で

わが国では 和室床の間のような精神的意味をもち

西洋では 室内装飾の中心とのことです。





リーフサロンをリノベーションするにあたり

大画面TVを中心としたサロンにはしたくないと考え

装飾としてマントルピースのデザインを考え製作をしました。





日本の住まいは 吉田兼好『徒然草』の有名な一節

「家の作りようは夏を旨とすべし。冬はいかなる所にも住まる。

暑き比わろき住居は 堪えがたき事なり。」

として 高温多湿な風土に合わせ 高床式や窓を大きくとり

開放的で通気性に富む 和室中心の住まいづくりをしてきました。





現代とは違い エアコンがない時代でしたから

寒さより暑さ対策こそ問題であったと推察されますが

現代は 高気密高断熱といわれる住まいが中心となりました。





衣 食 住の文化は 時代ともに変遷をしていくと思いますが

世界広しといえ 住まいに流行があるがごとき文化は

残念ながら わが国だけではないでしょうか・・





住まいは心の鏡 インテリアは自己表現との言葉を忘れず

住まいには その人となりが表れるといわれますので

お洒落な空間を表現できればと思います。


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