カトラリー入荷
私たちは箸食文化ですから カトラリーは馴染みが少ないかもしれませんが
現代の食文化は和食に限らず洋食も多くなりましたので
ナイフ・フォークなどを使うことも多いと思います。
以前読んで感銘を受けた 吉村葉子 さんの
「お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人」よりご紹介
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『これが私たちから 貴女への結婚のお祝い。私が20歳で結婚したとき
私の母つまり貴女の曾おばあさんが 私にくれたカトラリーですよ。
57年間で2回メッキをし直しました。これからは 貴女の時代だから
素敵なお友達をたくさん呼んで このカトラリーでディナーをしてもらいたいと思います。
おじいさんとおばあさんから貴女たちへのこれが結婚のお祝い』
ピカピカに磨きこまれたカトラリー。おばあさんから孫に一本も欠けることなく
世代を超えて使いつがれる132本のナイフとフォークとスプーンは
一族のまさに女性の歴史を物語っている。このセレモニーの
一部始終を傍観していた私は自分が主人公になった気分でこう思った。
こんなに愛情がこもったプレゼントが他にあるだろうかと。
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親から贈られたカトラリーを57年間も大切に使う文化やお孫さんにプレゼントして
使い続けるという文化や価値観は とても大切なことだと思います。
パリは若いときから人を招き ディナーや会話をすることで
社交性が育まれ自立した人間になるとの価値観にも共感しましたが
人間として大切な心を育むのは良き文化だと感じます。
インテリアショップ メゾン・ド・リーフに入荷されましたイタリアEMEの
ヴァンドームカトラリーについて お薦めのアイテムですので
是非店頭で確認して頂ければと思います。
* EME ヴァンドーム ディナーナイフ&フォーク ブラック ¥1,575 / 本
フランスの詩人 作家 ヴィクトル・ユーゴー
「一人の人の献身がすべての者に力と勇気とを与える」
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