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Leaf

2010年05月03日 12:00


おもてなしは自宅でのディナーが一般的


中村江里子の毎日のパリ に挿入のコラム(抜粋)をご紹介。


*初めて会った人と意気投合し 次に会う約束をする時

日本人は 「それでは今度食事でも・・」 ということが多いですよね。

この場合"食事"の場というのは レストランであることがほとんど。

でも フランスでは違うんです。初めて会った人達に

「今度我が家にディナーに来て下さい」と言われます。


*ディナーにお洒落なキャンドルなどはインテリアの大切なアイテム*



フランスでは人を家に招くことがとても多く それは何の気負いもなく

自然に行なわれます。 私も当初は驚きました。

だって友達とだけではなく ビジネスディナーも自宅でするんですよ。

パリでは ケータリングも充実しているので こういうサービスを

利用し自宅でディナーをする人達が多いんですよ。


*大人の社交場の雰囲気が伝わるダイニング*



そして 私は気付いたのですが ホスト ホステスとして

一番気を使うのがディナーのメンバー。

お料理も大切ですが それ以上に重要なのがメンバーです。

我が家でのディナーの度に 「うわぁーどうしよう!」 と

焦ってしまう私と違い 友人達を見ていると

楽しそうに準備をしているんですよね。

早く私もそうなりたいと思う今日この頃です。


*ダイニングテーブルと併せてインテリアとして大切なアイテムとなる個性的でお洒落なチェア*



自宅に招いたり 招かれたりする文化に対して

わが国の多くは 外での食べ歩きや飲み歩く文化であり

人生の楽しみ方という 価値観の違いからくるのだと思います。


自宅でのビジネスディナーは 利害得失や打算的にみられますが

接待と称して料亭などで行なう わが国のビジネス文化より

プライベートをオープンにする方が 社交的であり

人間として大人の精神性を感じます。


*わが国の画一的なダイニングと違い楽しむ雰囲気*



中村江里子さんは フランス人と結婚し

文化や価値観の違いに 戸惑いながらの生活で

異なる文化に触発され 私たちに発信していると思います。


私たちは 古き良き伝統や文化を守りつつも

異なる生活習慣や生活文化を学び実践することで

社交性の向上や人生をより充実することができると思います。





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