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2010年06月22日 12:00


"絆の模索"というコラムからご紹介。


"パリ郊外のナンテール市で

ギョウームさんを中心にした30代の

3家族が一緒になって 5月より家を建設中だ。





同じ敷地内に 各自一戸建ての家を建てるのだが

敷地中央の庭は共有で 友人を泊めたり

パーティーなどをするため多目的な

スペースを別に設け共有とする。





各自が「自分の家」に閉じこもるのではなく

互いのプライベートは 尊重しながら

外に開かれた住宅として

住む人たち自身の手でつくり上げるプロジェクトが

いまフランス各地で進行中である。





古いレンガは 再利用し 体育館であった歴史ある

建物の外観を保存するつもりだという。

近所の人たちも巻き込んで 共同スペースでの

催し物をする計画もあたためている。


地域社会のつながりが 疎遠になる世の中で

家づくりを通し新たな絆の模索が始まったともいえる。"





欧米社会では 当然といわれる"日曜大工"

住まいは自分たちの手でメンテナンスとの価値観

私たちは業者へ依頼 或いはメンテナンスをしなく老朽化。





社会を構成する文化や価値観は人間形成に影響

住まいのメンテナンスなど モノへの価値観

自分たちで創ることで自立し成熟社会。





核家族化にて家庭&教育の崩壊や倫理欠如

お互いのプライベートは尊重し開かれた住宅との価値観

「自分の世界」に浸かるという偏狭な文化&価値観の転換を期待。





"絆の模索" や "二人の連帯" など

多民族国家といわれるフランス社会の模索

多民族でなく四方を海で囲まれたわが国の文化

私たちの良き文化の継承と新たな文化や価値観に期待。


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