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Leaf

2011年02月18日 12:00


破壊と創造


昔読んだ本よりご紹介

片山 修著 なぜ松下は変われたか

「中村革命」のすべて





" なぜ松下電器産業は1990年代にだめになったか

                   第一 夢や挑戦を忘れてしまったこと

                   第二 大企業病(組織肥大化による危機感欠如)

                   第三 松下幸之助に対する神格化の弊害





2000年6月6代目社長に中村邦夫が就任

中期計画「創世21計画」で旧体制の「破壊」に着手

「松下幸之助の経営理念以外すべてを見直す」

と公言してはばからず破壊王の異名





2002年3月期決算4310億円大赤字

13000人もの早期退職者特別退職加算金 

事業再編コスト 売上高前年比10%減などが要因





2002年4月中村俊夫記者会見

「2003年決算は営業利益1000億達成」を宣言

公約未達成の場合社長退任する意思を表明

松下開闢以来の大赤字に社員覚醒





研究 開発 設計体制&セル生産導入など構造改革断行

2003年3月期決算で営業利益1266億円の結果

社長就任わずか2年半の早業にて達成 "





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松下電器産業"中興の祖"といわれる中村氏

真の創造は破壊からとの価値観に共鳴

既成概念 固定観念からの転換





40代の中村は上司から『小説 上杉鷹山』を推奨

上杉鷹山の改革が成功したのはすべて「愛」

他人への労わり 思いやりという心が肝心





ケネディ大統領 が日本人記者から質問

「日本人の政治家で最も尊敬する人は誰か?」

上杉鷹山との回答に記者は分からずとの有名な逸話





上杉鷹山の名言 より

                   17歳で上杉家を継ぐに当り決意を詠んだもの
「受けつぎて 国の司の身となれば あるまじきは民の父母」

                 子息に教訓として詠み与えたもの
「なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」


民主 国民不在の内紛&体たらくに失望

17歳にして“あるまじきは民の父母”との決意

真の為政者 真の指導者 真の人間はいずこに・・


               *Fご夫妻 お気遣いに感謝します ^-^






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