Paris-4
松下幸之助"一日一話"
融通無碍の信念
「融通無碍」という言葉がある。
これは別にむずかしい理屈でも何でもない。
いたって平凡なことと思う。
もし道を歩いていて その前に大きな石が
落ちてきて向うへ行けない場合はどうするか。
もちろん石によじ登ってもまっすぐ行く
ということも一つの方法である。
しかしそこに無理が生じるのであれば
石をよけてまわり道をしてゆく。
それが融通無碍だと思う。
勿論 時にはまわり道のない場合もある。
しかしそういうときには
また別の方法を考える。
素直に自分の感情にとらわれないで
この融通無碍ということをたえず
心がけていくところに世に処していく
一つの道があると思うのである。
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※画像は住宅メーカーの"京都展示場"において
ご提案したインテリアデザイン例です。
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