Townscape

Leaf

2011年02月15日 12:00


パリ街並み


パリの街並みは19世紀セーヌ県知事の

ジョルジュ・オスマンが取組んだフランス最大の

都市整備事業(パリ大改造計画)といわれています。





パリ大改造は約150~160年前に行なわれましたが

交通 衛生 治安 人口分散と共に美観も重視し

街路を「移動のための手段」だけではなく

「人が見て楽しむ存在」にしたそうです。





パリの街並みを視察し感じたことは

高さ制限や窓形状・アイアンなど統一感は

「人が見て楽しむ存在」という概念通りだと思います。





特に窓廻りにおける窓形状(縦長の形状で統一)と

凹凸変化(窓の位置が外面より内側に取付)や

様々なデザインのアイアンが美観を演出。





私たちの住まいや街並みは真逆であり

住宅の窓形状は縦横・大小など関係なく取付け

外観 景観など統一感のないデザインになっています。





欧州では外構は社会のもの 景観は資産価値との価値観

私たちは島国 単一民族で敷地内は自分との価値観

歴史や社会文化の違いは如何ともし難い現実。








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