Audrey Hepburn
NHK 知るを楽しむ
私のこだわり人物伝 よりご紹介
世界が彼女の真似をした 森 英恵
" ジバンシィ はいかにもフランス的で優雅なムッシュー。
長身でエレガントな所謂「いい男」です。
彼とオードリーの物語の幕開けは彼が独立し
自分の会社を立ち上げて間もない1953年のこと。
その時ジバンシィは26歳 ファッション界に
華々しくデビューしたばかりでした。
オードリーの方も『ローマの休日』で一躍脚光を浴び
女優として売り出そうとしている24歳です。
彼女は彼を訪ね「次作の『麗しのサブリナ』の
衣装をデザインしてほしい」。互いにこれからという
初々しいパートナーだったことでしょう。
ここに一つ 面白い話があります。
ジバンシィはミス・ヘップバーンが
新作映画のドレスを選びにくると聞いて
キャサリン・ヘップバーン だと思い込んだそうです。
ところが 会ってみたら大女優のヘップバーンではなく
セーターとストレートパンツにぺたんこの靴を
履いた目の大きな女の子だった。
その時彼は 新コレクションの準備を口実に
断ったのですから 明日の事は本当にわからないです。
でも オードリーは引き下らず今あるコレクションの中から
気に入ったものを選ぶことで納得したそうです。
ジバンシィは彼女の選んだものを見て考えを改めたとか。
彼女は自分の顔立ちと体つきの長所と欠点を弁え
自分の似合うものを知っていたからです。"
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
オードリーの言葉
「一個の道具のように自分を分析しなさい。
自分自身に対して百パーセント率直でなければなりません。
欠点を隠そうとせずに 正面から向かい合うのです。」
自分自身を分析し率直であり欠点を隠さず正面から向き合うこと
人間は様々な外的要因によって 心が表れるといわれますが
自分を見つめ自己改革をすることが大切だと思います。
ホセ・マルティ の箴言
" 太陽は燃焼しながら 皆を同じ光で温める。
しかし 恩を知らない者は
太陽の黒点のことしか話題にしない。
感謝できる者は(太陽を)ありがたく思う。 "
ゲーテ 「忘恩は弱点だ。恩を忘れる人で有能な人を私はまだ見たことがない」
セルバンテス(ドン・キホーテより) 「忘恩は慢心の落とし子である」
“報恩”は人間性発露 “忘恩”は人間として恥ずべきと自戒
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