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2011年03月31日 12:00


明治生命館


一丁倫敦の革新 よりご紹介

" 明治期の丸の内にはJ・コンドルが手掛けた「一丁倫敦」と

称される赤煉瓦のオフィス街が存在した。





その一画に登場したのがコリント式列柱が連なる

古典様式の明治生命館である。

アメリカのオフィスビルに倣った圧倒的な存在感は

新時代の到来と日本人建築家の台頭を示唆していた。





3年7ヵ月の工事期間を経て

1934(昭和9)年に竣工した明治生命館は

古代ギリシャ・ローマ建築に源流を持つ

古典様式で貫かれた壮麗な建築だ。





設計を担当した岡田信一郎

ネオ・ルネッサンス様式の大阪市中央公会堂や

イギリス邸宅風の鳩山一郎邸 近代和風の歌舞伎座など

様々なスタイルの作品を手掛け

「様式建築の名手」と謳われた建築家だ。





「生涯請合」が「生命保険」として

人々の間に広がっていったように福沢諭吉らが

欧米に倣って進めた近代化は

弟子たちに引き継がれ日本は大きな発展を遂げた。 "





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思想家・教育家 福沢諭吉の名言

「独立の気力なき者は かならず人に依頼し

人に依頼する者はかならず人を恐れる。

人を恐れる者はかならず人にへつらうものなり。



常に人を恐れ 人にへつらう者はしだいにこれに慣れ

その面の皮 鉄のごとくなりて 恥ずべきを知らず

論ずべきを 論せず 人さえ見ればただ腰を屈するのみ。」








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