Poet
女流詩人
「こだまでしょうか」 など珠玉の60編の詩が収録されている
童謡詩人 金子みすゞ 『わたしと小鳥とすずと』 が
品切れになるほど売れているそうです。
99歳の詩人 柴田トヨさんの処女作
詩集 『くじけないで』 が3/11震災発生後に
多くの方に支持され150万部を突破したそうです。
『清冽 詩人茨木のり子の肖像』 よりご紹介
1977年作 「自分の感受性くらい」
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
言葉のもつインパクトは心に響きわたり身がひきしまります!
詩は心の表現のひとつであり言葉の芸術
詩心は人間として豊かな感性を育む創造的価値
幼少より詩に親しむ教育文化など社会環境の実現を期待。
17世紀のフランスの詩人 ジャン・ド・ラ・フォンテーヌの名言
「無知な友を持つほど危険なものはない。
それよりも賢明な敵を持つ方がよい。」
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