Poet

Leaf

2011年04月08日 12:00


女流詩人


こだまでしょうか」 など珠玉の60編の詩が収録されている

童謡詩人 金子みすゞわたしと小鳥とすずと』 が

品切れになるほど売れているそうです。





99歳の詩人 柴田トヨさんの処女作

詩集 『くじけないで』 が3/11震災発生後に

多くの方に支持され150万部を突破したそうです。





清冽 詩人茨木のり子の肖像』 よりご紹介

1977年作 「自分の感受性くらい」

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

言葉のもつインパクトは心に響きわたり身がひきしまります!

詩は心の表現のひとつであり言葉の芸術

詩心は人間として豊かな感性を育む創造的価値

幼少より詩に親しむ教育文化など社会環境の実現を期待。





17世紀のフランスの詩人 ジャン・ド・ラ・フォンテーヌの名言

「無知な友を持つほど危険なものはない。

それよりも賢明な敵を持つ方がよい。」








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