Landscape
ランドスケープ
“ 建築は時代を語る ” よりご紹介
赤い塔屋の邸宅 藤田家別邸洋館
" 津軽富士と称される岩木山を望む借景式庭園。
その敷地内に佇むのが藤田家別邸洋館である。
日本を担う実業家となった男が故郷に建てたのは
ドイツの大聖堂に倣った邸宅。
そこには時代の寵児としての心意気と
大正浪漫の自由な気風が溢れていた。
「志成らずんば郷里に帰らず」
1891(明治24)年 一人の青年が
強い信念を胸に故郷を離れて東京へ旅立った。
彼の名は藤田謙一。
藤田謙一の経営手腕は岩谷商会の
救世主として活躍したように
とりわけ企業再建の場面で発揮された。
「我輩のボロ会社整理法の第一は
先ず自分の給料を辞退することである。
余分な金があったら全部社員に分けてやる」と語った。
「社員の出社が遅くなったら黙って自分が早朝から出勤する」
と言い切るなど自らが手本となって社員を牽引した。 "
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江戸幕府初代征夷大将軍 徳川家康の名言
「人生に大切なことは
五文字で言えば「上を見るな」
七文字で言えば「身のほどを知れ」
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