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2011年08月11日 12:00


書籍紹介


吉村葉子 さんの書籍よりご紹介。

ラクして得するフランス人 まじめで損する日本人


" あなたの近くに大きな鏡を! 

猫背でうつむいて歩いているあなたに

背筋をピンとのばしなさいよと注意してくれるのはほかならぬ鏡だ。

その意味では日本には鏡が少なすぎる。





おしゃれなマンションやインテリジェントビルのエレベーターに

乗るたびに私はそう思うのである。

あって当然の高級ホテルのエレベーターにも

コンサートホールの壁や通路にも鏡がない。

フランスなら当たり前のようにあるはずの場所に日本ではない。





フランスならサロンと呼ばれる居間の壁に決まって特大の鏡がかかっている。

暖炉の上にも必ずといっていいほど 大振りの鏡が置かれている。


天井にシャンデリアが燦然と輝く豪華なサロンでなく

白木のテーブルと椅子とシンプルなソファが

あるだけの アパルトマンの居間にも

その部屋がすっぽり映ってしまうくらいの大きな鏡があるのである。





 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

吉村葉子さんは20年間パリに住み

日仏文化の違いを書籍で紹介をされていますが

殆どの本を読ませて頂き その価値観に共感をしています。





フランス人は「われ思う ゆえにわれにあり」とばかりに自問自答し

鏡に映ったわが身を見て熟考とのことですが 鏡に対する

日仏の文化の違いは歴然としていると感じます。





私たちは南仏風など表面的な模倣をしますが

生活や装飾など“文化”を提案をしていることは少なく

表面的から掘り下げ 良き“文化”を提案していきたいと思います。





フランスの作家 シャルドンヌ の名言  

「愛する者と一緒に暮らすには一つの秘訣がいる。

すなわち相手を変えようとしないことだ。」







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