2010年02月08日
Movies
インビクタス / 負けざる者たち
南アフリカの史実なので 歴史的なことを調べて映画を鑑賞。
ネルソン・マンデラは 南アフリカで1948年法制化された
アパルトヘイト(人種隔離政策)に反対し 反逆罪で
27年間も投獄され 1990年釈放される。
1980年代後半に 国際社会から激しい非難を浴び 貿易禁止などの経済制裁を受け
経済的に行き詰まった結果 1991年に当時のデクラーク大統領が 法律撤廃を打ち出した。
そして 1994年全人種にて選挙が行われ ネルソン・マンデラが大統領となり新政権が樹立。

大統領就任演説
我々が最も恐れているもの それは自分が無力だということではない。
我々が最も恐れているもの それは 自分には計り知れない力がある ということだ。
我々が最も恐れるもの それはわれわれの光であって 闇ではない。
我々は自分に問いかける。
自分ごときが賢く 美しく 才能にあふれた素晴らしい人物であろうはずがないではないか?
だが そうであってはなぜいけない?
あなたは神の子である。
あなたが遠慮をしても世界の役には立たない。
周りの人が 気後れしないようにと あなたが身を縮めることは 何の美徳でもない。
われわれは 自らの内にある神の栄光を現すために 生まれてきたのだ。
そして それは限られた人々のものではなく すべての人の内にある!
我々が 自らの内にある光を輝かせるとき
無意識のうちに 他者に対しても 同様のことを許している。
我々が 自分の持つ恐れから自らを解放するとき われわれの存在は同時に他者をも解放する。
壮大なる精神 高邁な思想 宗教的哲学性を感じさせる演説です。
27年間も自由を奪われ 筆舌につくしがたい苦難に対し
人や社会を恨み復讐を考えるより 自らの内にある光を輝かせることで
無意識のうちに 他者を許すとの魂に 偉大な人間性を感じました。

インビクタス(Invictus)とは “征服されない” という意味ですが
長い獄中生活において 心の支えであった詩の一節
「私が我が運命の支配者 我が魂の指揮官」 が印象的でした。
体は獄中で縛ろうとも 心は征服されないとの 強い精神力が伝わります。
久しぶりの映画でしたが 歴史的史実を学び 自分なりに咀嚼して
語り合っていくことが 大切だと思います。
南アフリカの史実なので 歴史的なことを調べて映画を鑑賞。
ネルソン・マンデラは 南アフリカで1948年法制化された
アパルトヘイト(人種隔離政策)に反対し 反逆罪で
27年間も投獄され 1990年釈放される。
1980年代後半に 国際社会から激しい非難を浴び 貿易禁止などの経済制裁を受け
経済的に行き詰まった結果 1991年に当時のデクラーク大統領が 法律撤廃を打ち出した。
そして 1994年全人種にて選挙が行われ ネルソン・マンデラが大統領となり新政権が樹立。

大統領就任演説
我々が最も恐れているもの それは自分が無力だということではない。
我々が最も恐れているもの それは 自分には計り知れない力がある ということだ。
我々が最も恐れるもの それはわれわれの光であって 闇ではない。
我々は自分に問いかける。
自分ごときが賢く 美しく 才能にあふれた素晴らしい人物であろうはずがないではないか?
だが そうであってはなぜいけない?
あなたは神の子である。
あなたが遠慮をしても世界の役には立たない。
周りの人が 気後れしないようにと あなたが身を縮めることは 何の美徳でもない。
われわれは 自らの内にある神の栄光を現すために 生まれてきたのだ。
そして それは限られた人々のものではなく すべての人の内にある!
我々が 自らの内にある光を輝かせるとき
無意識のうちに 他者に対しても 同様のことを許している。
我々が 自分の持つ恐れから自らを解放するとき われわれの存在は同時に他者をも解放する。
壮大なる精神 高邁な思想 宗教的哲学性を感じさせる演説です。
27年間も自由を奪われ 筆舌につくしがたい苦難に対し
人や社会を恨み復讐を考えるより 自らの内にある光を輝かせることで
無意識のうちに 他者を許すとの魂に 偉大な人間性を感じました。

インビクタス(Invictus)とは “征服されない” という意味ですが
長い獄中生活において 心の支えであった詩の一節
「私が我が運命の支配者 我が魂の指揮官」 が印象的でした。
体は獄中で縛ろうとも 心は征服されないとの 強い精神力が伝わります。
久しぶりの映画でしたが 歴史的史実を学び 自分なりに咀嚼して
語り合っていくことが 大切だと思います。
Posted by Leaf at 12:00│Comments(0)
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