2010年04月20日

PACS


二人の連帯


"二人の連帯"という気になるタイトルのコラムをご紹介。


結婚に準じた「パクス婚」という制度が

フランスに登場し10年が経過 現在その数は

正式な結婚二組に対して 一組に上るとのことです。


PACS


「パクス(PACS)」とは "連帯市民協約" と約され

「パクス婚」は 裁判所の書記課でサインし結ばれるので

 簡単な分だけ一方がやめるといえば 破棄できるとのことです。


結婚の面倒なところは切り捨て 日常生活を送る上で

便利なところだけを享受できるというのが

「パクス婚」人気の鍵とのことです。


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わが国の 形式重視の文化からすれば

何ともドライであり 短絡的な感じがしますが

逆に精神的土壌が できている所以だと思います。


PACS


*もともとフランスでは 事実婚のままでも

日常生活にさしたる支障は無く

とりあえずは共同生活を始め

子どもの誕生を機会に結婚 または

高齢になって財産相続を考えて

結婚という形が多かった。

こうした社会的下地があってこそ

「パクス婚」 が根づいのだろう。*


PACS


カップル社会といわれる フランス社会と

私たちの歴史 文化 価値観とは 違いますが

どんな制度でも 完全な制度は ないと思います。


PACS


「パクス婚」とは 地球の縮図といわれる

最小単位の家庭を "二人の連帯"で築き上げ

自立した人間として 社会貢献を果たすことが大事で

"結婚"との形に拘らない 社会的文化ではないでしょうか・・





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