French deco-style

映画 "シャネル＆ストラヴィンスキー" を鑑賞


最近 休日の過ごし方として 映画を観に行くことが多くなりました。

映画館も平日は空席が多く リラックスして観ました。





今回 はシネマイーラで上映中の "シャネル＆ストラヴィンスキー" で

ガブリエル・ボヌール・シャネルとイーゴリ・ストラヴィンスキーという

二人の天才の出会いなど 波乱の人生を描いています。





映画は デザイナーとして 地位を確立したシャネルが中心ですが

シャネルの人生 は12歳で母親が他界し父に捨てられて

孤児院や修道院で育つという波乱の人生です。





1930年代のファッションや別荘など 斬新さが際立っていましたが

シャネル社のアーカイブに保存されたスカーフカラーのスーツや

服と同じ黒白で統一されたアールデコ調のインテリア等

本物の衣装と克明に再現された美術など偉人に

対する敬意の表れと解説されていました。






シャネルは 第二次世界大戦でフランスが ヒトラーに占領されたとき

ドイツ軍少将の愛人となり 自堕落な生活を送ったそうです。

そして シャルル・ド・ゴールによるフランス解放後に

フランス中から非難を浴び スイスへ亡命したとのことです。





そんな経緯からシャネルを 売国奴として嫌うフランス人も多いそうですが

デザイナーとしての成功や名声と 根本的な人間性の問題を考えさせられました。

本来は デザインの才能と人間性は 一致すべきと考えるのですが・・・


映画は18：50～でしたので 帰りに 「旬彩らうんじHATSUNE」 さんで

美味しいお料理をいただきながら 楽しいお話をして帰りました。